子どもたちが学ぶ「原価計算」の目的と意義

昨日の第22回講義では、「三方よし経営・五方よし経営」を学ぶとともに、「原価計算」についてしっかりと伝えました。

事業を計画する際、原価計算は避けて取れません。

実際の中小・零細経営を観察する時、「原価計算」の意義を理解されていない(実践されていない)経営者があまりにも多いことに驚かされます。

故・稲盛和夫先生の「値決めは経営」という言葉どおり。経営における売価設定は、重要な意味を持つのです。

今回は”牛丼屋さん”の経営をモチーフに、いっぱいの牛丼にかかる材料費をどのように算出するか…?

議論しながら、計算方法を伝授しました。

一杯の牛丼がもたらす付加価値(粗利益)の算出は、値決めやこの後の戦略に大きく影響します。

何よりも、目的の理解が大切!

原価計算の目的はひとつ!「値決めのため」なのです。したがって、非常に重要なタスクであること。

子どもたちもきっと理解してくれたはず…笑